Windows Vistaは、最低でも512MBのメインメモリが必要とされています。しかし、単純に512MBのメモリが搭載されていれば良いのでしょうか?答えは、違います。
Windows Vistaとグラフィックボードでも述べましたが、グラフィックがオンボードの場合、グラフィックメモリはメインメモリの一部を使用します。
メインメモリを512MB搭載していても、オンボードのグラフィックメモリが128MBであれば実際に使用できるメインメモリは差し引き384MBになってしまいます。
Vistaは512MBのメモリが最低条件となっているので、この場合Vistaは満足に動くことができません。グラフィックがオンボードの場合、メモリは最低でも628MB、メモリは容量の違うものを使用した場合、相性の問題がある&効率の良いディアルチャンネル使用で実質的には1GBとなります。
例えグラフィックボードを搭載していても、VistaはWindows
SuperFetchという機能を搭載しており、よく使うアプリケーションをメモリ上に準備します。これによりアプリの起動が早くなったりするのですが、その分、メモリの使用量は増えてしまいます。
Windows SuperFetchを有効に使うためにも、メモリは最低1GB、できれば、2GBは欲しいところでしょう。
さらに、Vistaは起動直後になんと1GBものメモリを使用します。これはけっして大げさではなく、実際タスクマネージャーで0.98GB〜1.05GBの表示をしています。

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その後徐々にキャッシュを増やしながら使用量は低下、一気に700MBぐらいにまで下がります。下図ではグラフが段になっているのと、キャッシュが増えていっているのがわかります。

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最終的には500〜650MBで安定します。長時間起動していると常時900MB〜IGBオーバーになることを確認しています。また、2GB積んでも、Windows
SuperFetch機能のため空きメモリは430MBと少ないです。とはいえ実際に使用している容量は526MBで、実質1.5GBぐらいの空きがある状態です。

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以上のことから、Vista最低ラインの512MBでは起動に遥かな時間が掛かり、通常でも常時足りないような状態になることがわかります。これでは到底快適には動きません。
やはり実質1GBが最低、起動直後やWindows
SuperFetchを有効に使うには2GB以上が推奨となるでしょう。
XPの頃のパソコンは、通常128MB〜256MB、多くて512MBが標準のパソコンが多かったと思うので、買い足しが必要になると思います。
メモリの規格は種類が多いので増設する際には注意が必要です。2007年現在の主流はDDR2
SDRAMですが、2000年から2005年頃の主流はDDR SDRAMです。さらにそれ以前はSDRAMとなっています。
マザーボードによって使用できるメモリの種類が違ってくるので注意しましょう。2007年現在、パソコンを買い換えるならDDR2
SDRAMのDDR2-800に対応したものにしておけば安心です。
| 参考 パフォーマンス評価とツール |
メモリ |
| DDR2-800 512MB |
2.9点 |
| DDR2-800 512MB×2 |
4.5点 |
| DDR2-800 1GB×2 |
5.6点 |
|
注・環境により若干の変動あると思います。参考までにどうぞ。また、DDR2-533やDDRでも点数は変わらないようです。速度よりも容量重視な仕様なのでしょう。 |
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記事 by Taiki